VYSA Passion Internship Challenge

2011年7月10日(日)に36、37度という猛暑にもかかわらず、30人以上の大学生、大学院、そして在日している先輩たちとともに日本のベンチャー企業8社の社長・会長がVYSA Passion インターンシップチャレンジ2011(略VPIC)に参加しました。 VPICはVYSAの対外部に所属する学生就職活動支援センター(VYSAJOB)によって開催されたベトナム人学生向けインターンシップイベントです。 プログラムの初めに、iPassion代表者の浅井様が日本におけるベンチャー企業での長期インターンシップについて説明しました。もし大手企業だけが良くて、またインターンシップは短期で十分であると考えたならば、この説明で中小企業のインターンシップに対するイメージが変わったに違いないでしょう。 プログラムの続きはインターンシップに参加したことがある豊富な経験を持っている先輩たちとの交流会です。ここで、3名のパネリスト(ファンマイフォンさん(横浜国立大学)、グエンツォンヅンさん(東京工業大学)と高瀬(東京大学))が日本企業で自分自身の経験を分かち合えてくださいました。困難と伴う努力は喜びであり、そして貴重な経験は就職活動や自分の能力を発展させるために大いに役に立ったと語りました。 質疑応答セクションに通じて、学生たちはインターンシップの探し方、参加し方、仕事の内容をより理解できるようになり、また先輩たちからインターンシップに参加するときの役に立つアドバイスをたくさん頂きました。例えば、インターンシップに参加するためにインターンシップを紹介するサイトであるVYSAJOB,リクナビ、マイナビなどにできるだけ早めに登録することをお勧めしてくれました。インターンシップを通じて、会社の環境、仕事の仕方についてより理解することができるため、その会社は本当に自分に適切かどうかがわかるようになるでしょう。そして自分のインターンシップの経験で採用する人にもいいイメージを持て有利になるはずです。 プログラムの中で最も魅力で面白いのは日本のベンチャー企業8社の社長との交流です。第一印象はその中の7人はとても若く、会社設立してまだ10年も経ってなく、まだ困難もたくさんあるかもしれないが、ベトナム市場に熱烈や期待が見られます。 プログラムに参加する36人は8グループに分かれ、1つグループに1社70分討論し、そのあとアイデアを3分で発表します。討論の初め、会社の概略、経営方針を紹介してからベトナム市場に進出するにあたっての困難点と期待を述べました。学生たちは社長と一緒に経営方針や展開の仕方を考え、残りの問題を解決するための提案を出し合いました。 私個人的に、情熱が溢れる経営者たちと一緒に会社の経営戦略を考え、自分の意見を提案できるという機会はとても面白くて貴重な経験だと思います。私はその会社は自分の会社であり、自分が考え出した経営活動を発展させる計画のように一生懸命考えた。討論はだんだん盛り上がり、創造力に溢れれおもしろいアイデアが多くありました。 討論が追え、グループは順番にアイデアを発表しました。これは交流、勉強するためのいい機会でです。それぞれ独特の発表しかたがあり、面白く、考え深くそして時々学生らしきユーモアもあります。 プログラムの終わりは、主催部幹と社長たちと学生たちの軽い立食会でした。盛り上がった討論の後、学生たちはお互いに知り合い、自分が興味のある会社の代表者と交流する時間です。 プログラムの後日、私たちは登録した学生のリストを会社に送り、その中に何人かの学生が会社側から連絡が届き、これから社長との具体的な話があると見込まれます。連絡がまだ来ていない学生は戸惑わずに、会社側に直接に連絡してみてください。 学生就職活動支援センターVYSAJOBはプログラムがベトナム学生たちを日本の中小企業に近づかせる架け橋であったことを望みます。私たちはまたこのようなプログラムを開催したいと考えております。是非また参加してください。 効果的で意義のあるプログラムのために大いに努力して参りましたが、また考慮ができていない点もあるかもしれません。より完全で面白いプログラムのために開催部幹は参考意見を承ります。 参考意見はvysa.job@gmail.comまでお願い致します。 対外部 学生就職活動支援VYSAJOB 開催部幹VPIC2011

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第3回チャリティコンサート「越日-夢と郷愁」

11月6日、六本木・ハリウッドホールで、在日ベトナム学生青年協会(VYSA)によって開催された第3回チャリティコンサート「越日-夢と郷愁」が盛大かつ有意義に終了しました。多くの皆様にご来場いただきました。第三回目となるこのチャリティコンサートは東日本大震災の被害者を支援すると共に、在日ベトナム学生青年協会VYSAの10周年目を記念する目的で開催されました。写真を通して、チャリティコンサート「越日-夢と郷愁」をご紹介させて頂きます。 朝から多くの学生さんがコンサートの準備に来ました。   蓮はベトナムの国花だと考えられます。蓮の衣装で「マイ・ディン・ラン・ビエン」(魚村とバビリオン)の演技を見せたVYSA文化部のメンバー   ”ホン・ベト」バンドと「ビエット・フレンド」バンドが一緒に演技した素晴らしい歌。 日本人のモデルはベトナムの伝統衣装-アオ・ザイの姿で出演、観客を驚かせた。 東日本大震災の被害者への義捐金   ベトナム・エアラインによって提供したチケットが8万円で売られました。この金額も義捐金として被害者に届けます。 コンサートを終わらせたのはこの曲でした。 “Imagine there’s no coutries It isn’t hard to do Nothing to kill or die for And no religion too…

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VYSA PASSION「EXECUTIVES & STUDENTS就職ワークショップ」

 2011年11月20日(日)、T’s渋谷アジアビルにて、VYSA PASSION「EXECUTIVES & STUDENTS就職ワークショップに参加させていただきました。在日ベトナム学生青年協会VYSAが株式会社アイパッションと共催した、ベトナム人学生30名と、企業5社の交流イベントです。  私は、アイパッションさんのスタッフとしてこのイベントに参加させていただきました。  なので、日本人学生のスタッフという視点からこのレポートを記させていただきます。  開会式が終わり、その後各企業の社長がこのイベントへの意気込みを語ると、早速グループディスカッションへ。アイスブレークから始まり、自己PR、その後は起業のグローバル展開の展望や、学生の夢などについて語り合っていました。   まず思ったのは、学生のみなさんの日本語がとても上手だということ。留学して数年で、ここまで聞き取り話せるようになるかとベトナム人の能力に驚きました。ベトナム語が母語で、日本語も話せる。ベトナムへの進出を考えている企業にとっては大変魅力的な人材だと思います。英語も話せたら更に言うことなしですよね。実際英語を話せる学生もたくさんいました。  一方、集まった企業5社は創業年の違いはあれど、これから急激に成長していくであろうベンチャー企業ばかりでした。どの企業の社長も個性的な方ばかりで、スタッフとして見守っている最中に思わず笑ってしまう場面もありました。  専門分野も興味も異なる学生30名と、業種業態が全く異なる企業5社が、「ベトナム」というひとつの軸でつながっているのを見て、大変興味深いと感じました。お互いwin-winの関係が築けたらいいな、と感じました。  閉会式の際にある企業の社長がおっしゃっていた言葉が印象に残っています。 「ベトナム人の学生は元気でパワーがある。日本の学生は元気がない。」 「これからの日本のベンチャーを引っ張っていくのは君たち(ベトナム人)かもしれない。」    ベトナム人は優秀だし、どんどん日本で活躍していただきたいです。  ただ日本の学生も負けてられない。日本の学生とベトナムの学生が相互に刺激し合うようになることが肝要なのかなと感じました。  プログラムの最後に、立食パーティーが用意されていました。ピザやお菓子をつまみながら、企業と学生がフランクに会話することができました。企業とベトナム人学生の距離は確実に縮まったことでしょう。   会全体を通して。ベトナム人と企業の交流会のスタッフという、大変貴重な経験をさせていただいたことに感謝しております。  面白い企業の存在を知ることができましたし、ベトナム人がどんな意識で日本に留学してきているのかも知ることができました。  また、日本人学生としてもっと頑張らなければいけないと感じました。ベトナム人と切磋琢磨できるよう努力したいと思います。  日本とベトナムがもっと緊密で親密な関係になることを願ってやみます。 谷雄太

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VYSAは日本人の遺児達に86万円を寄付

2011年12月20日、VYSA慈善基金の代表者は東京にある「あしなが育英会」の本部に伺いし、3月11日に東日本で大震災の被災をされた日本人の遺児達を支援するという目的で86万円を寄付致しました。 この金額は3月25日~4月14日の第二回オンライン募金金額50万円と11月6日に行われたチャリティコンサートの募金金額36万円の合計です。 「あしなが育英会」理事:小河光治、VYSA会長:グエンゴクテゥ、VYSA慈善基金理事:グエントアン 小河光治様により、「あしなが育英会」はおよそ40億円を募金していました。現在「あしなが育英会」は2千人ぐらいの遺児達に一人150万をサポートし、「レインボーハウス建設」のプロジェクトを行っているらしいです。今回VYSAが寄付した金額は「あしなが東北レインボーハウス建設募金」として取り扱いされる予定です。 お礼状 最後になりましたが、この度 多くのベトナム人と日本人の団体や個人は寄付してくださいまして、誠に有難うございました。 皆様のご健康とご多幸をお祈り申しあげます。 そして大震災の被災をされた日本人の遺児達がこの苦痛を1日も早く乗り越えることをお祈り申し上げる。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 問い合わせ等があればtamlongvang@vysajp.orgまでご連絡お願い致します。 —————————————————- 関連記事:  「東北関東大震災義援金」の御礼状 、NHKに50万円を寄付 第3回チャリティコンサート「越日-夢と郷愁」

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VYSAについて

在日ベトナム学生青年協会(VYSA)は、在日ベトナム人の学生と青年の公認された代表組織として、日本全国にわたるベトナム人の若者を繋げるネットワークのみならず、日本ベトナム両国の相互理解と友好関係の掛け橋の役割を果たす目的で2001 年10 月11 日に創立されました。現在スポーツ活動、文化交流、学術の交流と研究、就職活動支援、日本での日常生活や勉強のあらゆる面で役に立つ情報の交換と提供のほかに、母国ベトナムへも常に慈善活動を行います。 ■ VYSAの概要 VYSAの活動目的や組織構築などの基本情報。 ■ VYSAの会員制度 VYSAの活動を応援していただける個人様・企業様・大学様へのお願い。 ■ VYSAパンフレットをダウンロード I. VYSAの概要   1. 代表挨拶: 近年、ベトナム経済成長と共に、多くのベトナム人の若者が海外に出て、勉強をしたり、仕事をしたりすることで、国際社会の場で活発に活動しております。世界の第二位の経済大国である日本においても、ベトナム人留学生の数が大幅に増えてきております。 日本におけるベトナム人の青年と学生の代表組織として設立された、在日ベトナム学生青年協会(VYSA)は、日本全国に滞在するベトナム人の若者を繋ぐコミュニティにとどまらず、日・越・世界各国間の友好関係、相互理解促進事業における掛け橋として活動しております。 例えば、スポーツ活動、文化的学術的交流や研究、就職活動支援、生活や勉強においてのあらゆる面で役に立つ情報交換、提供の他、VYSAは、台風災害に遭った中部の被災者へのチャリティ活動、乏しい山岳地方の学生達への奨学金支援など母国への慈善活動を行っております。その他、ベトナム人向けの日本留学ハンド・ブックの編集・出版や、日本を訪問するベトナム政府視察団へのサポート等の活動にも取り組んでおります。 今日、急速な世界情勢の変化、ダイナミックな競争社会を背景に、知識は経済発展の原動力となる最重要要素であると我々は認識しております。在日ベトナム学生青年は、日本で得た科学、技術、そしてビジネスマナー等の知識や経験をベトナムに持ち帰り、国の発展に生かしていきます。 在日ベトナム学生青年協会 会長 (2007-2008) Trần Hoài Vũ 2. 「 VYSA」とは…

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スポンサー交流会2012

05月20日(日)ベトナムガーデンにおいて、2012年のスポンサー交流会が行われました。在日ベトナム学生青年協会(VYSA)をご支援して頂いている企業にお礼を申し上げ、また スポンサーの方々とVYSAとメンバーとの交流を図るために毎年企画されているイベントです。 今回は、スポンサー企業14社、25名様のご参加して頂いて、短い時間ではありましたが、素敵な思い出を一緒に作りました。 冒頭にVYSA会長Nguyen Thi Thu Hongより、日ごろのご支援・ご協力に関して、感謝の気持ちを込めて、スポンサーの皆様へご挨拶をしました。 社団法人ベトナムの事務局長の小川弘行様が、VYSAのアドバイサーとしてVYSAの過去の成長をまとめ、また将来に期待を述べました。 皆で乾杯しました。 スポンサーの方からのご感想   今回、ご参加頂きましたスポンサー皆様、誠にありがとうございました。 今後もご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

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<日本・ベトナム親善>産業経済セミナー&交流会

参加者募集中 主催 社団法人ベトナム協会 共催 ベトナム商工会議所 <日本・ベトナム親善>産業経済セミナー&交流会  + 工業団地等視察等 ****************************************************************************************************************************************************** 当協会では今年度もベトナムハノイ市におきまして、<日越親善>産業経済セミナーを開催致します。本事業はベトナムの産業や経済などの正確な情報を得て頂き、貿易促進、企業進出等のお手伝いができればとの思いから開催しております。 昨年はベトナム商工会議所のご共催を頂き、ベトナム日本商工会やJETROハノイセンター様のご後援により、現地日本企業やベトナム企業、元日本留学生など約200名のご参加の中で、企業や団体の皆様との交流、これからベトナム進出をご検討中の皆様との情報交換など盛会に開催することができました。 今年は日本から進出して成功を収められている日本企業の代表の方にベトナム進出のご苦労や成功談、日本企業とのパートナーを探しているベトナム企業や今話題のレンタル工場の現状などのお話等頂く予定でございます。また、ご参加頂いた企業の代表者からご挨拶、ご紹介の時間を予定しております。 今回も現地集合、現地解散としセミナーと交流会以外は自由行動でございますが、翌日はご希望によって下記のようなスケジュールを予定しておりますので、皆様のご参加をお待ち致しております。 ****************************************************************************************************************************************** <日本・ベトナム親善>産業経済セミナー&交流会 開催日:平成24年9月13日(木)午後1時集合 会場:ハノイ市 ホテル ニッコー ハノイ      現地集合 現地解散 84 Tran Nhan Tong Street,Hanoi,Vietnam Tel (84-4)3822 3535  Fax (84-4)…

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ベトナム進出企業とベトナム留学生間交流会

2014年11月8日に名古屋工業大学でベトナム進出企業とベトナム留学生間の企業交流会が行いました。この交流会は2010年から始まり、愛知県地域振興部国際課と愛知県内の大学で学んだベトナム人留学生OBによるネットワーク組織「バロネット」(VARONET)、在日ベトナム学生青年協会東海支部(VYSA Tokai)が協力してに開催されました。今年、企業交流会5回目として愛知県内の19社の代表様と役70ベトナム人留学生が参加していただきました。下記は当日の流れです。 準備中 受付 今回の交流会は3部がありました。第一部では、後輩先輩の交流会です。先輩から日本大学受験用の留学生試験、奨学金、就職活動などのプレゼンテーションに多くの質問を受けました。 先輩と情報交換 奨学金の情報交換 第二部は、企業のプレゼンテーションです。4時に始まり、参加企業の代表者が居ました。 企業 VYSA Tokai会長ファン・ホアン・ベトは企業への挨拶を申し上げ、そして、組織について紹介しました。特に、今回VYSA Tokaiの一つ新たな社会貢献活動として、ベトナムの不幸な子どもたちへ募金する在名古屋ComCoThitグループを紹介しました。 ComCoThitグループの代表者のプレゼンテーション 次に、VARONETの在名古屋事務副局長チャンハトウは組織の活動について紹介しました。 次、様々な業界の企業のプレゼンテーションです。 第二部が終わり、全員が懇親会に向かいました。 懇親会に出席いただいた、名誉領事 平野 幸久様とベトナム人留学生をご指導いただいている名古屋工業大学の仁科先生、水野先生と愛知県国際課川原様のから挨拶しました。 今回の交流会を通じて、ベトナム人留学生と企業が多くの情報を交換する事ができ、またお互いの理解を一層深めることもできました。 最後に、ベト会長が閉会の挨拶を申し上げました。2014年ベトナム人留学生と愛知県企業の交流会後、人的ネットワークの構築を進められ、ベトナム日本の両国の一つの絆として、両国の関係を益々友好になるように祈っております。

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